【理不尽な会社と上司と戦って退職を選び天職に出会えた話】人生会社勤めだけが全てじゃない

我がブラック職場

 

呉服屋の営業として働いていたが、上司が売上のことしか考えていなかった。

そのため、現場のスタッフとのコミュニケーションがおろそかで信頼関係が築けていなかった。

 

売上が悪いと、月に1回の社員会議で罰ゲームのような、ロープレ披露があったり一人一人当てられて次月の対策を詰められる。

見る人が見たらパワハラと言われてもしょうがないと思った。

そのせいで、体調を崩し退職せざるを得なかった後輩もいた。

 

 

辞める人も多いので常に人員不足。

各店舗で毎月行われる、催事と呼ばれる展示販売会にヘルプで行かなければならなかった。

 

自分の店舗で、自分の売上を作るのも大変なのに他の店舗の手伝いをしに行かなければならないのが苦痛だった。

売上のことしか考えてないのに、売上を作る環境を作れていなかった上司。

 

休みすぎと言われる会社

大卒新入社員で入社して3ヶ月、私の実家の祖母が急逝した時の話。当時働いていた店舗が関東にあり、私の実家は東北地方。祖母が亡くなったというとすぐに実家に戻るよう手配してくれた当時の店長。とてもありがたかったが、実家に戻ると葬儀の手続きなどで一苦労なのと、精神的にどん底だった。そんな中、店長から「いつから出勤できる?」とメール。そこまで考えられないほど、肉体的にも精神的にも限界だった。約1週間休みをいただいてしまって申し訳なかったが、店長と部長に「休みすぎ」と言われ、その月の後半のシフトはオープンラストの出勤、他店舗への研修などを含めて12連勤というシフトに変えられた。確かに休んでしまったのは申し訳なかったけれど、家族が亡くなってしまった時の対応は最悪な会社なんだと思った。

 

 

現場のことは全く考えちゃくれない

何度上司にかけ合っても、現場のスタッフとのコミュニケーションをとってくれなかったこと。現場のスタッフと上司との間に齟齬があったにも関わらず、上司から何も変わろうとしない姿勢に腹が立った。売上のことしか考えず、現場で売上を作る私たちのことを何も考えてくれない上司の下で働いてもストレスしか感じないと思ったので、退職しようと思った。自分の役職が上がるにつれて、仕事量も増えたのは当然だが、明らかに他の人の仕事もやらなければいけなくなったり、平気で人に責任を押し付けてくるようなスタッフもいた。同じ店舗で働くスタッフからそういうことをされると、自分は雑用係なのかと思えてきてしまった。自分の身を削らなければいけないことに限界だった。

 

自営最強!

現在は、会社勤めを辞め、自営業の仕事をしています。上司、部下の人間関係の悩みもなくなり、理不尽なお客さんの接客をしなくてよくなったので、前の仕事を辞めて本当によかったと思います。本当に自分のやりたかった仕事はこれなんだと、天職に出会えたと思っています。あのまま仕事を続けていたら、新店舗の店長になってくれと言われ、やりたくない業務を行って毎日ストレスでしかなかったのではないかと、考えるだけで吐きそうです。確かに売上を作ることは、会社にとって大事なことです。売上にしか目がない人の下で働くというのは苦痛でしかないんだと身をもって実感しました。出世していく人には、技術と能力だけではなく、この人の部下になりたいかなど、部下にアンケートでも取るべきだと思います。

 

 

 

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