【自分の居場所はそこじゃない!】仕事が聞いてた話と違いますよこのブラック会社

我がブラック職場

就業時間が11時から21時と規定で書かれていたにもかかわらず、営業トーク(ロープレ)の練習と称して7時出勤、夜をこえて朝の3時まで光束されるという謎の形態が存在していたこと。また、その状況に誰一人疑問を抱くことがなく「仕事はチームでするもの!チームの足を引っ張らないためには寝てもさめてもロープレを繰り返しましょう」と一致団結していた。そのため一人でも営業トークがうまくできていないと社員全員が朝までコースでロープレの相手をするはめになっていた。そのわりには営業成績は個人での契約の数で評価され、全員がライバル状態。常に寝不足で真夜中に帰宅する女性社員を心配するという心遣いも皆無な会社でした。休日出勤は自主的であれば許可されましたが契約数が足りなければ強制でさせられもちろん休日出勤分は無給です。

 

モラハラ地獄だった我がブラック企業

本来休日のはずの朝6時に社宅の部屋の前までわざわざ迎えに来て「1日お前に時間をつくってやる」といって営業先に連れて行ってくださった先輩は今でも忘れていません。契約数が足りないと怒鳴られ、挙げ句に自分の契約数が足りないときは私の契約を自分のものにしてつるしあげられました。このご時世、モラハラなどが問題視されているにも関わらず「無能」だ「お前は他の会社に入社できないのだからここでやってくかないから、死ぬ気で働け」と笑顔で励まして頂きました。洗脳状態をつくっていたのでしょう。その洗脳が解けないように休息を与えず反論する気力も奪っていく会社でした。特定の上司というより、会社自体がモラハラそのものでした。

 

インフルエンザなのに…

インフルエンザにかかり、診断書を出して仕事の休みをとったにも関わらず、早朝に迎えに来られ、営業先である個人宅を自転車で周らさせられたとき。体調不良は自分の管理不足であり、その管理不足によって仕事を休むことは許されないそうです。本気で倒れるまで使い倒していく団体だとそこで目が覚めました。人に移る病気を発症していてもお構いなしに客先である個人宅に向かわせるということはウイルスを撒き散らしても構わず契約を取ってこいということでしょう。あまりにも酷い扱いで公園で自転車に跨がりながら意識を失っていたようで、午前中だったはずが気付けば夜の20時になっていました。もちろんその時も半日連絡がつかなかったことでサボっていたと言われ4時間怒鳴られました。

 

 

寝られるって本当に幸せ

寝れることが幸せです。今は2人の子供を産んで専業主婦として暮らしていますが、夜泣きで眠れない毎日がとても幸せです。温かい家の中で一生懸命泣いて生きている子供をあやして、主人に「少し寝ておいで」と声をかけてもらえるだけで幸せを感じることができます。新卒として入社したブラック会社で1年耐えた経験からその後、どんな仕事に就いても挫折感を感じることはありませんでした。我が子がもしブラック会社に就職したら迷わず「辞めて帰ってきなさい」と笑顔で迎えいれます。未だに人を人として扱わない会社が存在していることは事実です。そんな会社が大きく発展できるともおもえず在籍期間が長くなればなるほど時間の無駄だったと後悔します。

 

 

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