【家族経営会社に待ち受けていたワナ】全ていい加減で呆れる家族経営のブラック企業

我がブラック職場

 

私が、小さな旅行会社に3年半ほど働いて時のことです。

 

旅行会社で、海外旅行をあまり販売していない会社でしたが、私が入社すると、主に欧米のツアーが営業で入るようになりました。

それは、私だけが英語を話すことが出来たのです。初めて海外の添乗に行き、給料明細をみたら、出張費が数千円しか入っていませんでした。

海外出張ともなると50000円未満の仕事なんぞやったことがなかったので、社長に相談しました。

 

 

専務からの話しだと、国内のツアーも海外のツアーも出張費用は同額だと言われました

。雇用契約書を見せてほしいと尋ねると、出してこないんです。

雇用契約書に記載の事であれば、私の見落としも考えられましたが、この会社、ちょっとおかしいと思い始めましたが、シングルマザーで社員雇用なんてなかなかないと思い強く言うことができませんでした。

 

 

 

母親が専務の典型的な家族経営ブラック企業

家族経営の会社であったので、娘や息子が一緒に働いていました。母親が専務です。息子は、何度も会社のお金を盗んでいくような人で、何度も、金を盗めば、逃げることを繰り返ししていました。しかし、立場をマネージャーにするんです。ある日、私の顧客の集金を息子がすることになりました。その後、入金がはいっていないことを専務より告げられました。私がお金を盗んだように疑われたのです。そもそも、領収書を確認すればわかるようなものなのに、私を攻め立てたのです。息子を疑えと思いましたよ。経理を担当している専務の見落としが発覚しました。しかも、顧客にも再請求をしてました。そこに、普通の顔をして営業に行けと言ううんです。そんな話ありますか。謝罪は、ごめんねとだけ。人を泥棒扱いして、それはないやろう。数字も管理できないなら、専務とかするな。疑うなら、あなたの息子、常習犯のマネージャーを疑え!

 

嘘だらけの職場環境

営業は、基本的に大体の行く場所が決まっていたのです。私は、あくまでも自分の営業エリアとして仕事をしていました。ある日、お得意様から、なんで営業担当が変わったの。困るんだよ。と言われました。営業エリアの変更などの話なしに、何も言わず担当変更の挨拶回りにマネージャー(息子)が来たというのです。その後、なんで相談なしにしたのかと聞いてみると、お客様からクレームが来たと行って来ました。そのお客様とは親しくさせてもらっていたので、直接連絡をして聞いてみると、まったくの嘘であったことが分かった。専務にその相談をすると、自分が指示をしたと言い始めたので、どんなクレームだったかのと聞くと実は、嘘であることが判明したのです。トップセールマンであった私は、専務自らが、嘘をついてやるようなことではないと、弁護士に相談しました。人間不信になりました。パワハラで訴えようとしましたが、ばかばかしくなり辞めました。

 

人は一つの業種だけしか働けない訳じゃない

現在は、旅行業界から離れて、再婚したこともあり落ち着いた生活をしています。他の仕事に就くためには、資格取得が必要だと考え、退職後に社会人で短大に通い保育士の資格、教員免許の資格も取りました。コロナ禍で旅行業界は壊滅的になっている最中、全く異なる方向に進めたのは、あの時、あの会社をやめれたことです。今となっては、辞めさせてくれてありがとうと思います。旅行業は、とても魅力のある、常に刺激のある仕事だったので余程の事がない限り、自分から辞めることはなかったと思います。大学に行ったことで、旅行業以外の仕事に就くことができました。卒業後は、資格を活かして発達障害のある子どもの指導員をしました。現在は、渡米したこともあり在宅の仕事を探して毎日、パソコンに向かっています。

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