【オールドタイプの田舎零細企業のお友達感覚経営者】ヤメハラするのは村社会に生きる人々

 

IT系の会社だったのですが、会社を辞めようと思った理由は下記三点です。

 

まず、IT業界の構造として多重下請けが当たり前の世界で以前勤めていた会社はいわゆる2次受け3次受けの会社(ひどいところはもっとひどいのかもしれませんが…)で

給料は作業量に見合っていないと感じたのが一つ目の理由として挙げられます。

 

二つ目の理由は、2次受け3次受けの会社では携われる業務の幅が限られているということでした。

IT業界の宿命として、日々スキルを磨いたりできることを増やしていくというのが付いて回ってきます。

その中で業務の幅が絞られるというのは、デメリットでしかないと感じたのです。

 

三つ目の理由は、人間関係です。地方の零細企業のため新規入社する人は少なく、経営もどこかお友達感覚でやっているように見受けられました。

また上層部(といっても3人くらいでしたが)は有給休暇を良しとしないというオールドタイプで非常に休みが取りにくい職場環境でした。

 

 

退職の引き止めを断ると恫喝という態度に豹変

まず相談すると、あなたは優秀だから辞められると会社的に非常に困るという引き止めからスタートしました。

いきなりどうぞ辞めてくださって結構です、とはならないと思っていたのでそこはまあいいのですが。

 

辞める意思が堅いことを伝えると、プロジェクトに穴を開けることになるから1年後なら許可するといった恫喝も含んだ言い方と態度に変貌していきました。

私としては会社規定で、○ヵ月前に退職連絡をすれば良いと確認しており、その旨を上司(部長職)に伝えたところ、

んな会社規定は知らない

という経営する側の言葉とは思えない返答をされかなり戸惑った記憶があります。

 

結局、その数ヶ月後には無事に退職することができたのですが、退職までの期間はとても肩身が狭かったですね。

 

 

会社に残り続ける村社会の人々はイジメをなんとも思わない

人数も20人に満たないような零細企業だったので、人の入れ替わり等はほとんどありませんでした。

中途で入社した人もすぐに辞めてしまうような環境だったので、残った人はみんな独特のお友達感があったように思います。

 

そんな中で辞めていく人間は友達じゃないみたいな感覚で、じゃあ辞める前にいじめちゃおうということだと思いました。

あとは、自分たちの昔話が好きでよく飲み会で同じ話を延々としていましたが

「自分たちが辛かったんだから当然あなたも同じ苦労を味わいなさい」

といった根性論みたいなものがオールドタイプの特徴だと私は思っており、その苦労ができないのであれば友達じゃない=いじめる対象なのかなと感じました。

「同じ釜の飯を食う」という言葉が飲み会で必ず誰かが発言していたのをやべぇやつらだなと思って聞いていた記憶が執筆しながら蘇りました。。

 

 

 

「飲み会こそが大事」という会社は危険

まず昔の価値観で仕事を続けるのは良くないことだと思いました。

確かに過去に経験したことは重要な要因ですが、それは現在・未来の自分や会社の成長に繋げていくものだと思うので、「昔は良かった」みたいな感覚で仕事をするのは成長を妨げる原因だと考えます。

 

また、お友達感覚で経営するのはたとえ新しい人が入ってきたとしても根付きにくいと気がついた方が良いでしょう。

特に若い人はオールドタイプとは相容れないニュータイプの人が多いと思われるので、新しい風を会社に吹き込めるように経営者や部長職の方が率先して企業の体質を変えていかないと先細る一方になるかと思います。

コミュニケーションは飲み会の場にしかないと思い込んでいる節があるのも考えを改めてくださいね。

 

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